ICEE2017 in Colombia レポート! ③Parque Jaime Duque&2019打ち合わせ編

Buenos dias!!

ツイッターでも事務局より実況中継をいたしましたが、5月15日から20日までコロンビア、ボゴタのParque Jaime Duqueで開催されていた、第13回国際環境エンリッチメント会議のレポート第三弾をお届けします。

今回は,会場となったParque Jaime Duqueの様子をご紹介します。

Parque Jaime Duqueは、いくつかの公園施設が集まった複合施設でその一角に動物園があります。

動物園には日本でもおなじみのライオンやカバに加え、南米コロンビアならではの地元の動物種も飼育されています。




(手前柵が細く…少々不安な放飼場ですね。おそらく電柵はあると思いますが…)

南米に生息する動物たち

メガネグマ


アンデスコンドル


ピューマ

それぞれの展示はボゴタの山々を借景として広大な景観につくられていました。


また、ICEEの最終日には園内の動物を対象とした実践ワークショップも開催されていました。

そしてfacebookなどでご存知の方も多いとは思いますが、2019年6月22日-26日の日程で第14回国際環境エンリッチメント会議が日本,京都で開催されます!SHAPE-Japan事務局はその開催に向けた現地打ち合わせをおこなってきました。

打ち合わせのランチミーティングには、日本からはSHAPE-Japan事務局メンバーと京都市動物園の田中正之さん、SHAPE本部からは創設者のValerie Hareさんとオレゴン動物園のDavid Shepherdsonさん、タロンガ動物園のMargaret Hawkinsさんが参加しました。

来たる2019年に向けて、講演や口頭発表、そしてワークショップの開催などについて話し合いがもたれました。

これまでエンリッチメントに関係した国際会議に日本からの参加者は少なく、日本国内での状況や現場の取り組みは国際的にはほとんど知られていません。そのため、今回のICEEに現場の飼育担当者が参加し発表をしたことは大きく評価されたようです。

2019年には海外にはない日本独自のエンリッチメントの取り組みやその視点をたくさんお伝えしたいですね!

ということで、このレポートを読んでいただいてる飼育員の皆様。
http://www.iceekyoto.org/
https://www.facebook.com/iceekyoto2019/
あなたの参加をぜひお待ちしております!

京都市動物園
岡部 光太

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