東京都にあるテレコムセンター、日本科学未来館で2025年10月25日、26日に開催された「サイエンスアゴラ 2025」で出展(ワークショップ)をさせていただきましたので、報告させていただきます。

サイエンスアゴラは、科学技術振興機構(JST)さんが主催するサイエンスコミュニケーションの催し物で「サイエンスアゴラは、あらゆる人に開かれた科学と社会をつなぐ広場です。この広場に集まる人たちが多様な価値観を認め合いながら、対話・協働を通じて、これからの「社会とともにある科学」と「科学とともにある社会」の実現を目指します。」と紹介されております。
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2025/
私たちのプログラム以外にもたくさんの大学の研究室や団体が、それぞれの研究の紹介やコミュニケーションのブースを出展されていました。

今回は「オープンスペース」という場で、「どうぶつたちの眠れない夜に」さんと共同でのワークショップを行いました(26日のみです)。

タイトルは「フィギュアを使って動物園の動物展示をつくってみよう」です!
フィギュアを使って、参加者の子どもたちにそれぞれで展示を作ってもらいました。


まずは、展示つくりの前に動物園のお話。
動物園そのものの目的や、動物福祉自体の解説、環境エンリッチメントなどの動物園の取り組みについてSHAPE-Japanの岡部と小倉からレクチャーをさせてもらいました。


その後は、お待ちかねの展示つくりの時間。
レクチャーで教わったことを踏まえて、それぞれ動物を決めて、どんな工夫をしたいかを考えて、それを盛り込んだ展示つくりをしていきます。


そして、出来上がった展示をスタッフ、参加者みんなで、付せんを使って褒め合いをしていきます。


子どもらしい発想で、それぞれの動物の生態、生息地を配慮したおもしろい展示がたくさん出来上がりました。
ワークショップ終了後に頂いたアンケートには、「動物園に行って、いろんな工夫を探そうと思いました」「動物園に行った時の視点や動物、その周りのことにも関心が広がりそうです」など、展示つくりから実際に動物園に行った時の態度、視点に広がりや変化が持てそうなコメントを頂くことができ、動物園動物の生活や展示への関心を高める機会になったようです。
今回の企画にお誘いいただいた「どうぶつたちの眠れない夜に」さん、本当に、ありがとうございました!
どうぶつたちの眠れない夜に さん ホームページはこちら
https://note.com/animal_sleepless
(岡部)