事務局メンバー 岡部

岡部 光太 KOTA OKABE

現在,京都市動物園 種の保存展示課で畜水産技術者として勤務。
(麻布大学獣医学部動物行動管理学研究室 研究生としても所属)

在学中は,動物行動管理学研究室に所属し,ニホンツキノワグマの鳥獣害に関わる研究を行いました(卒業論文)。

就職後は飼育業務の傍ら,主に担当動物の行動について,幅広く,たまに深く研究を行っています。

担当した動物:レッサーパンダ,アジアゾウ(見習い程度),ふれあい動物,キリン,カバ,ライオン,ジャガー,ツシマヤマネコ,アムールトラ,オオヤマネコ など

大学等の研究機関や,地域の団体,小学校などとの連携的な活動に多く携わらせていただき,教育分野も含め,多分野の研究活動を行っています。

【これまでの主な研究:いずれも京都市動物園での活動】

レッサーパンダ

  • 岡部光太,田中正之 (2017) 闘争が見られたレッサーパンダのペアの繁殖期の行動経年変化. 動物園水族館雑誌58(4): 69-77.
  • 岡部光太 (2018) 人工哺育した幼齢レッサーパンダの社会化に向けた成熟個体との同居. 動物園水族館雑誌59(3): 68-73.

アジアゾウ

  • 岡部光太, 田中正之 (2018) 単独飼育下にあるアジアゾウの夜間行動の季節変化. Animal Behaviour and Management(日本家畜管理学会誌・応用動物行学会誌)55(1): 8-15.

キリン

  • 岡部光太, 河村あゆみ, 佐藤元治, 渡辺英博, 竹中靖典, 伊藤英之, 中野和彦, 田中正之(2018)同居グレビーシマウマ・キリンにおける社会行動の同居方法による変化. 日本家畜管理学会・応用動物行動学会2018年度合同研究発表会(2018年3月,東京)
  • 岡部光太,河村あゆみ, 福泉洋樹, 石内琴音,加瀬ちひろ (2019) 冬季のキリンへの樹木給与でOral Stereotypyは減るのか?.動物の行動と管理学会2019年春季研究発表会(2019年3月30日,相模原)

ネコ科動物

  • 岡部光太,青木翔吾,有馬春香,古茂田千尋,渡辺英博,伊藤英之,田中正之,田中智夫,植竹勝治 (2016) 飼育下ネコ科動物2種での活魚・マタタビ・絶食に対する反応. 日本家畜管理学会・応用動物行動学会2016年度春季合同研究発表会(2016年3月30日,武蔵野市)
  • 岡部光太, 松永雅之, 岡桃子, 平田聡, 山梨裕美, 岡橋要, 中野和彦(2017)アムールトラへの環境エンリッチメントの実施及び広報活動について.第65回動物園技術者研究会(2017年12月,京都)

教育関連

  • 岡部光太,髙木直子,和田晴太郎,松本朱実 (2016) 異業種団体との協働によるツシマヤマネコを題材とした教育プログラムの開発と教育効果. 日本動物園水族館教育研究会誌23: 5-13.:平成27年度笹川科学研究助成奨励研究賞
  • 岡部光太(2018)「主体的に学習に取り組む態度を促す飼育体験プログラムの試み」 日本動物園水族館教育研究会誌 Vol.25 : 5 -16

【現在行っている研究】

  • アムールトラ,オオヤマネコの環境エンリッチメントを含む行動管理について
  • キリンのOral Stereotypyと採食エンリッチメントの関係について
  • 小学校,高等学校との連携授業について
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