【開催レポート】JAZAアニマルウェルフェア研究部と共催で環境エンリッチメントのワークショップを実施しました!

2025年2月10~11日に天王寺動物園(大阪)で第2回JAZAアニマルウェルフェア研究部シンポジウムが開催されました。全国のJAZA加盟の動物園水族館関係者34名と、運営スタッフが合わせて54名が集まりました。その中で、SHAPE-Japanが共催で環境エンリッチメントに関するワークショップを行いました。7つのチームに分かれて、オオカミ・カリフォルニアアシカ・ジャガー・カニクイザル・シシオザル・ヒツジ・クロサイを対象として環境エンリッチメントの計画から設置、行動観察による評価までを実践する内容です!

1日目には、環境エンリッチメントの事例や行動観察の方法に関する講演があわせて3つ行われました。

その後、7チームに分かれて、エンリッチメント実施前の行動観察と飼育環境の確認をします。

部屋に戻ってチームごとにエンリッチメント計画の作成。天王寺動物園の担当者にも確認してもらいます。

2日目は朝からエンリッチメント装置の作成です。消防ホースを編んだり、いろんなものを組み立てたり・・・

午後には動物飼育施設に設置!

その後、さっそく動物の反応を確認しました。写真は、すっかり様変わりした運動場を探索するオオカミと、消防ホースフィーダーを転がすヒツジです。

設置した内容や反応については、天王寺動物園さんのブログに書かれていますので、ぜひご覧ください!

その後、エンリッチメント実施後の行動観察を行い、チームによっては来園者の方にガイドもします。祝日でもあったため、たくさんの方々が聞きに来られました。

最後に、結果のまとめをチームごとに行い、結果を他のチームにも共有しました。

盛りだくさんの2日間でしたが、和気あいあいとした雰囲気の中、無事に終了することができました!

JAZAアニマルウェルフェア研究部の関係のみなさま、天王寺動物園のみなさま、本当にどうもありがとうございました。

集合写真
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