2023年9月4日、愛知県の豊橋総合動植物公園との共催でワークショップを開催しましたので報告します。
ワークショップには24園館、2大学、約50名が、SHAPE-Japan事務局からは8名が参加しました。
3年ぶりのSHAPE-Japan主催のワークショップと言うこともあり、事務局一同、気合が入りました。
参加者には、SHAPE-Japan事務局でもある山梨が作成した動物福祉の基礎に関する動画をあらかじめ視聴してもらいました。
当日は総研大の前田先生に野生馬の社会性に関する研究のご講演と、SHAPE-Japan事務局3名からエンリッチメントの事例報告を行いました。
続いて、参加者は動物ごとに6つのチームに分かれ、飼育担当者から個体や獣舎の紹介を受け、さらに材料を見ながら各チームで話し合い、エンリッチメントを計画しました。
午後からはいよいよ作成。
所属も経歴も異なるチーム構成でしたが、どのチームも活発に意見を交換し、教え合い、短い時間設定にも関わらず、みるみる作成されていました(さすがプロ!)。
次に、完成した作成物は、豊橋総合動植物公園の獣医師やグループ長などがチェックを行い、
最後はチームごとに作成物を紹介と意見交換を行いました。
参加者の多くはこのような対面でのワークショップが久しぶり、または初めてだったようで、皆さん真剣に、そしてとっても楽しそうに取り組まれており、対面開催の意義をヒシヒシと感じました。
また、参加者同士の活発な意見交換からも知識や技術だけでなく、親睦も深まったようです。
もしかしたら、参加者にとっての社会エンリッチメントにもなったかもしれませんね!
(伴 和幸)