採食行動のレパートリーを増やす:アフリカゾウの事例

  • 採食エンリッチメント
  • アフリカゾウ Loxodonta africana
  • 名古屋市東山動植物園
  • 目的 : ゾウの採食の機会や時間を増やし、その方法を多様にする

 

いくつかの給餌方法を組み合わせることで、ゾウがその時の気分で採食方法を選べる環境を作ることができます。

〈ピーナッツを詰めた丸太〉

高さ約60㎝、直径約40㎝の丸太にドリルでたくさんの穴をあけてピーナッツを詰めます。

  

ゾウは前足や鼻を使って、丸太を転がしたり持ちあげて落とすことでピーナッツを取りだします。

〈エサ隠し〉

細かく切った野菜や果物、ヘイキューブを、放飼場や寝室に隠します。

 

寝室のモートには、隠し場所用のさんを取りつけています。

〈ペレットボトル〉

穴を開けたペットボトルにペレットを詰めたものを、寝室内にある排気口の内側に入れます。

 

ゾウはペレットを取り出すために、鼻で息を吹き出してその風圧でボトルを転がす行動をとります。

 

これらは飼育担当者が考えたエンリッチメントリストの一部です。

20種類以上あるリストの中から、毎日異なる組み合わせで給餌方法に変化を持たせています。

(小山)

 

 

 

 

 

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